単行本の編集浜田 匡

経営編集部/2007年入社

総合政策学部卒
経理情報編集部・販売促進部に所属後、経営編集部に異動。
単行本の編集者として現在に至る。

時代の波をつくるのだ!

「雑誌は情報を追いかけることが仕事だが、書籍は著者のメッセージを発信し、世の中に一石を投じることが仕事だ」。私が先輩に言われた印象的な一言です。大げさかもしれませんがこの書籍を読んだことでその後の人生に影響があった、企業の経営に影響があった、考え方が変わった、と言ってもらえる書籍をつくりたいと思いながら日々試行錯誤しています。

face to faceだからこそ得られる情報が大事

インターネットが発達し、ちょっとした調べものであれば検索することですぐに概要がわかる時代です。そんな時代に書籍を買う読者のためには編集者は何をしたらよいのでしょうか。
1つには確かな著者による、読者が気づかないような視点で整理された貴重な情報の提供だと思います。
ただ、そのような情報はただ座っているだけでは得られるものではありません。社外・社内を問わず常に人と会い、話をしてみること。そして自分の言葉で整理し、また話をしてみることを心がけています。
自分の視点とは違う視点を知る、ということは本当に楽しいですよ! 社内でも部署の内外を問わず相談に乗ってくれる先輩・同期・後輩に恵まれているのがうれしいですね。

まず自分がワクワクすること

さまざまな人に会い、話を聞いていると「おもしろい!」と思う瞬間があります。私の場合、この「おもしろい!」と思う瞬間をそのまま書籍という形で凝縮し、その興奮を少しでも伝えることができたな、と思った時に達成感を得ますね。 どんな書籍であっても売れ行きはどうしてもあたりはずれが出てしまいますが、そのような書籍のほうが売上も伸びる確率が高いように思います。

家族と過ごす時間があるからこそ...

私には保育園に通う子供がおり、妻も一般企業で働いています。しかし、残念ながら昨今の「保育園落ちた...」は私たち家族にとっても例外ではなく、希望する保育園に入ることができませんでした。
結局、自宅から遠くの園にやっと預けることができたのですが、子供を預けてから出社すると定時(9時)に会社につくことが難しいときは、時差出勤をさせてもらっています。そのおかげか、同じ年ごろの子供を持つ友人より子供が懐いているように思います(笑) また、妻も私も旅行が好きなので、これまで何回か国内旅行をしましたし、息子初の海外旅行として香港にも行きました!
「ぱぱ~」とニコニコしながら駆け寄ってくる息子を見るとやっぱり元気がでますね!