査読付き論文コーナー創設にあたって
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Scope Eye | ||
企業法から見た法曹資格と公認会計士資格 | 早稲田大学名誉教授 上村達男 |
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Accounting Synergy | ||
重要性増す所在地別セグメント損益の開示 | 角田伸広 | |
特集 withコロナ時代の 決算の課題 20年3月期との違いはこれだ! |
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想定される3つのパターン 株主総会までのスケジュール | 濱口耕輔 小林輝一 |
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不正リスクへの対処 ――内部統制・情報セキュリティを点検する | 木村秀偉 | |
開示基準の適用がスタート! 会計上の見積り | 山田善隆 | |
海外子会社対応 ――不正の防止・発見のための仕組みをつくる | 田邊るみ子 | |
コロナ関連開示,こうすればわかりやすい! ――20年3月期の開示好事例に学ぶ | 引頭麻実 | |
業績予想はどう開示すべきか? ――過去事例と研究成果からヒントを探る | 奈良沙織 | |
FASF・金融庁解説 | ||
IFRS財団「サステナビリティ報告に関する協議ペーパー」の概要およびわが国の対応 | 岩間芳仁 園田 周 |
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時事解説 | ||
LIBOR公表停止まであと1年! IASBフェーズ2改訂基準の概要と日本基準との違い |
内田俊也 | |
TCFDが求める気候変動リスクの開示 | 三井千絵 | |
OPINION | ||
ESGのPBRへの遅延浸透効果と統合報告での開示 | 柳 良平 杉森州平 |
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特別企画 「健康経営」で 会社を元気にする |
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健康経営創始の背景 | 岡田邦夫 | |
「見える化」を目指す健康投資管理会計 | 森 晃爾 | |
Interview@味の素 ――「食と健康の課題解決企業」への実現にむけて | 浅井誠一郎 | |
InterviewA滑ロ井グループ ――ウェルネス経営を組織風土改革のカギにする | 小島玲子 | |
健康経営の展望 ――どう評価・開示するか? | 金藤正直 | |
連載 | ||
法とディスクロージャー 激動の15年を振り返る 金融商品取引法に基づくディスクロージャー(1) ――制度の概要とEDINET |
弥永真生 | |
経理部よ,真のビジネスパートナーたれ 日本版FP&Aの夜明け 「マネジメントコントロールシステムの設計者および運営者」としてのFP&A |
石橋善一郎 | |
会計時評 SNSの台頭に伴うディスクロージャーの変容 ―─資本市場の「新世界」 |
中野貴之 | |
Salon de Critique リスク・クライシスに対するBCP/BCMと管理会計 |
吉川晃史 | |
会計「諺」則 不思議にして不思議にあらず |
中野常男 | |
書評 | ||
新井康平『進化する生産管理会計』 | 小沢 浩 | |
学会ルポ | ||
中小企業会計学会第8回全国大会 | 中野貴元 |
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編集室より |
△新型コロナウイルス感染症の流行は新しい年を迎えてもとどまらず,2021年はコロナと共存していく道を模索せざるを得ません。本誌では,2020年にコロナ禍の決算や監査についてたくさんの企画を打ち出しました。本号特集「withコロナ時代の決算の課題」には,その1年を経て浮かび上がった論点が集結。「はじめてのおつかい」ならぬ「はじめてのコロナ禍決算」では見逃してもらえても,2年目では見過ごせない課題が山積みです。皆でワイワイする機会は少ないかもしれませんが,たとえば本号を右手に,皆様自身の経験を左手に,リモートでコロナ禍2回目の3月期について議論するというのはいかがでしょうか。 △withコロナ時代のキーワードといえば「健康」。手洗い・うがい・マスクといった自己防衛は基本のキ,食事や睡眠,ワークライフバランスを整える大目標を意識する人も増えたと思われます。では,これが組織単位ではどうでしょうか。社員の健康に投資することにはたして意義があるのか? その1つの解が,コロナ禍以前から注目され,本号特別企画でも取り上げた「健康経営」。研究者と実践企業の視点で具体的な取組みや効果を検証します。「多様な働き方,価値観などのパラダイムシフトが急速に進む現代社会で,企業のあり方が問われている」(岡田稿,68頁)という言葉に表れているとおり,れっきとした経営戦略であり価値創造に至る1つの道。具体的なイメージを掴んで変革の一助となれば幸いです。 △コロナ禍で雑誌の「魅せ方」にも変化が。たとえばTwitterやYouTubeを活用して読者の皆様にすばやく有用な情報をお届けするように。さらに1月末日まで「新規定期購読キャンペーン」(14頁)を実施中。年間とおしてお読みいただくことで,継続的な課題解決のヒントを提供していきます。ますますパワーアップする本誌にご期待ください。 |
『企業会計』2021年3月号のご案内 |
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