査読付き論文コーナー創設にあたって
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Scope Eye | ||
| 紙と鉛筆と保険会社決算 | 明治安田生命保険相互会社 取締役 代表執行役社長 根岸秋男 |
|
| 会計時評 | ||
| 新しい会計学の考え方(1) ――「将来キャッシュ・フロー」と「過去財サービス・フロー」の交錯 |
佐々木隆志 | |
| Salon de Critique | ||
| 統合報告は企業価値を高めるか? | 奈良沙織 | |
| 特集 報酬ガバナンス の構築・運用 会社を独裁者に委ねないために |
||
| 座談会 役員報酬決定・開示の論点 上村達男 × 高山与志子 × 牧野さゆり × 阿部直彦[司会] |
||
| 論 稿 開示例・設例でわかる役員報酬の改正府令対応 |
||
| @業績連動報酬 | 塚本英巨 | |
| A役員報酬の決定手続 | 内田修平 | |
| B報酬の決定方針・報酬の額 | 野澤大和 | |
| 報酬委員会をどう機能させるか | 亀長尚尋 | |
| 役員報酬と関連当事者取引の問題 | 高橋英治 | |
| 査読付き論文コーナー創設のお知らせ | ||
| Accounting News | ||
| 新連載 | ||
| のれんの会計処理に関する調査 第1回 のれんは規則的に償却すべきか,非償却とすべきか |
徳賀芳弘 宮宇地俊岳 山下知晃 |
|
| 資本コスト再入門 MBAレベルの知識を振り回す奴を苦々しく思っているアナタに 第1回 報われないリスク |
福井義高 | |
| 金融庁解説 | ||
| 「記述情報の開示に関する原則」および「記述情報の開示の好事例集」について | 藤岡由佳子 前田和哉 國分優子 |
|
| 時事解説 | ||
| IFRS第17号「保険契約」公表後の議論動向: 2019年4月TRG会議の論点を読む |
川端 稔 | |
| ベイズ統計学と不正会計検出: ロジスティック関数による確率法を学ぶ |
松原 望 | |
| 連載 | ||
| 会計「諺」則 音楽こそ人生(Music is Life) |
鈴木理加 | |
| Accounting Great Books 2nd 寺坪修ほか「国際的視点から見た企業会計原則の見直し」 |
阿部光成 | |
| 解題深書 複雑な金融商品会計を理解する |
小宮山 賢 | |
| 相談室Q&A | ||
| 〔法人税務〕業績連動役員給与の改正ポイント | 荒井優美子 | |
| 〔会社法務〕賃金前払いサービス検討時の法的課題 | 横田真一朗 | |
| 書評 | ||
| 堀口真司『会計社会学』 | 藤井秀樹 | |
| 鈴木豊『学校法人の経営監査・監事監査・内部監査ハンドブック』 | 山浦久司 | |
| 兵頭和花子『非営利組織における情報開示』 | 高須教夫 | |
|
![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 編集室より |
| ▽本号特集の座談会(14頁以下)では,そもそも報酬をどう決めるべきかまで話が広がりました。資生堂は,自社のMissionを達成するためには報酬制度をどう設計すべきかという視点で考えられているそうです。(悲しいことに)私自身は役員報酬とは縁遠いものの,自社の理念を達成するために行動するのは,どんな立場でも同じはず。当社の社是には「企業が高度の経営技法を駆使して豊かに成長し,経済社会の健全な発展に貢献する」ことが基本的使命とありますが,その大きな理念の達成に向け,弊誌を1号ずつ丁寧に作り皆さまに届け続けたい,と改めて感じました。 ▽最近,AIに関する報道を頻繁に見聞きします。役所や企業でのAIの活用が,様々な職場での人員削減をもたらすといったものです。「時事解説」を書かれた松原望先生は,AIをあらゆる職場の実務に導入しようとする風潮への批判をご寄稿に込められたように思えます。本文の最終頁に書かれた,「人間が信じられるのは人間だけ」という奥深い表現には,先生の思いが詰まっているといえるでしょう。出版界でも,いずれAIが編集業務をするなんて話が。「(AIでなく)この人を信じて良かった」と思われる編集者になりたいものです。 ▽様々な専門家の方々のお話を聞くなかで「知らない」ことを「知らない」といえずに何となく話を聞いてしまうことがあります(反省)。資本コストはその最たるもの。入門書を読んでわかった気になっても,本質的な部分を理解できていないという方もいらっしゃるはず。新連載「資本コスト再入門」では,待望(!)の福井先生登場です。今回は短期連載で,資本コストのコアとなる部分を解説していただきます。さらに次号では,実務の現場で資本コストがどのように活用されているのかを特集で取り上げます。これだけやればさすがに「知らない」とはいえませんね(苦)。 |
| 『企業会計』2019年8月号のご案内 |
|