特 集
20013月決算総まとめ(2
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資産の流動化における会計処理---秋葉賢一

 

★Summary★
   資産の流動化に対するニーズは近年、高まっているが、この会計問題として最も議論されているのはオリジネーターのオフバランス化すなわち資産の消滅の認識ができるかどうかであろう。本稿では、最近の会計基準や実務指針等を踏まえ、金融資産や不動産などの流動化におけるオフバランス化やSPCの連結問題を確認することとする。

 

★Profile★
あきば・けんいち■1986年横浜国立大学経営学部卒業、1986年英和監査法人(現 朝日監査法人:アーサーアンダーセン加盟事務所)入所。1986年社員就任、現在に至る。1997年から1999年まで、日本銀行金融研究所客員研究員も兼務。現在、企業会計審議会幹事、日本公認会計士協会会計制度委員会金融商品会計専門委員会及び特別目的会社専門委員会の各委員。