奥田真史
日々の編集作業は?
税務の専門誌であるため、税制改正にとても左右されます。毎年改正はあるのですが、ねじれ国会、民主党への政権交代など、今までなかったことが続いていて、まさに変革期という感じです。予定日になっても審議が進んでいなかったり、いきなり新しい情報が公表されて原稿を差し替えたり...予定していたものが掲載できない! そんなことがほぼ毎月あります。常に先を読んで行動しようと思っていても、読みきれないことも。
毎月が流動的で、新しいことばかりの日々なので難しく思うこともありますが、その反面雑誌ができあがった時、読者の方から「よかった」という声をいただいた時の喜びは計りしれません。先にも述べましたが、税制は今が変革期。一番楽しいときに担当している僕はある意味ラッキーかもしれません。
一番印象に残っている仕事は?
入社してすぐのインタビューです。初めてのインタビュー経験だったのでとても楽しみにしていたのですが、一緒にいってくれると思っていた先輩から「任せるから」の一言で、一人で行くことに...。相手は実務を第一線でバリバリやっている税理士の方。年齢も父親よりも離れていて、一人でどのようにすればいいのか...と、不安でたまりませんでした。結果的に、早い時期に仕事を任せてもらえたことで、とてもいい経験になったと思います。今だからそう思えるのかもしれないですが(笑)。
「任せてもらえる」、責任は重いかもしれませんが、仕事の励みになりますし、仕事をする上で重要なことだと思います。新入社員にも任せてくれる、そんな職場です。
休みってとれるのでしょうか?
基本的に週休2日(土日)になります。僕は体を動かすことが大好きなので、毎週ほぼサッカー・フットサルをしています。また、会社にはゴルフ部やスキー部などの部活動もあり、みんな楽しく活動しています。部ではないのですが、この前の日曜は会社の同僚とハーフマラソンに挑戦してきました。
有休だって、もちろんとれます。自分で要領よく効率的に仕事をこなせれば、海外旅行に行くことだって普通にできます。アジア旅行に行っている人もいれば、確かこの前の年末はヨーロッパに遊びに行っていた人も...。ちなみにまだ内緒ですが、僕も実は旅行計画中です。
やっぱり専門知識って必要なものですか?
専門誌を編集しているので、専門知識があった方がいいと思うのですが、僕は入社時、税務に関する知識はほぼゼロです。入ってからどうするのか。これが一番大事なことだと思います。
編集に限らずどんな仕事にもいえることだと思いますが、知らないことを知らないままにしない。知りたければ、自分で動く。どんなときでも「知的好奇心」を持ち続けることが、一番大切なことだと思います。
ちなみに余談になってしまいますが、写真にある3つのものが、僕の仕事における三種の神器?です。スケジュール管理に、原稿の内容確認に、頭が疲れたときの甘いもの摂取に、毎日肌身離さず持っているものです(笑)。
[1か月の雑誌編集の流れ]

おおまかですが、雑誌編集の1か月はこんな感じです。毎月、4号分を同時並行で考えます(例でいうと、2月号の売れ行き調査、3月号の編集作業、4月号の執筆依頼、5月号の企画検討など)。
常に4号分のことを考えなければならないため、最初は頭の中を整理するのにとても苦労しました。

