THE  EDITOR'SCOMMENT  

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 2002年新年号をお届けいたします。今年も忙しい1年になりそうです。年明け早々から改訂監査基準や退職給付・自己株式の処理に関する指針の公表が予定される一方、新たな商法改正も予定されています。目を転じれば、今3月期は一連の新会計基準の適用が最終段階を迎え、世界同時不況と相俟って、かなり厳しい状況が予想されます。最後の我慢となることを期待しつつ、今年も有用な情報を提供していきたいと思います。
 

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 さて、本号特集は現在重要課題の一つである「日本の企業会計制度とIFRS」。次々に導入された会計基準と他の法制度の関係を明らかにするとともに、IASからIFRSへと変貌する国際会計基準の動向を解説しました。特に、山田稿にあるように2月公表予定の企業結合の公開草案を皮切りに急ピッチで進むIFRSの動向を確実にキャッチし、経営の意思決定や実務対応にお役立ていただければ幸いです。
 

★acc★去る11月21日、新株予約権、会社関係書類の電子化等を盛り込む商法改正法案が成立しました。次号では改正法の趣旨・背景から実務対応までを特集とします。また、改正相次ぐ商法が企業会計と今後どのような関係となっていくのか、カラーセクション岸田稿がそのゆくえを探ります。ご期待ください。

本誌&ホームページ作りの参考にさせていただきます。 皆さまのご意見>E-mailでお寄せください。

 

次号も ご期待ください!